Jennyが『世界で最も住みやすい街』メルボルンに18年も住んでる理由

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皆さん、こんにちはQとJennyです。

 

訪問ありがとうございます。

 

お元気ですか?

 

Jennyは、メルボルンに住んでいるものの、住む時間が長くなってくると全てが当たり前になり、そこまで意識して生活しなくなる。

メルボルンは『世界で一番住みやすい街』の上位に結構な頻度で現れます。しかも1位も取っちゃったりもしています。

 

それには理由があると思うので、イキって18年も住んじゃっているJennyが本当に感じることを実直にお伝えしたいと思います。

 

この記事を読むと

観光で言うと、シドニー、ケアンズ、ゴールドコーストが有名だが、その中でなぜメルボルンが住みやすいランキングで上位に入るのか?メルボルンの知らなかったことが明確になり興味が湧くかも!

 

この記事の信頼性

Jennyはオーストラリア、メルボルンの大学留学から海外生活を始めて、大学を卒業してからすぐに、現地のローカルの会社に就職をして、IT関係の仕事をサラリーマンとして10年以上しています。合計して約18年、海外で生活してまあまあ酸いも甘いも知っている。

 

こんな人にこの記事を読んでもらいたい。

オーストラリア旅行を考えている。
メルボルンにある学校に留学したいと考えている。
ワーホリでオーストラリアに行きたい。
まだメルボルンについて何も知らない。

世界一住みやすい街

皆さんは、将来『ここに住んでみようかな?』『ここに住みたいなあ?』と思うときの要素はたくさんあると思います。理由は様々、気候、交通手段、犯罪率…… など意外に挙げだしたらキリがないです。。。。

本当に思っている条件にぴったりで、完璧な場所を見つけるのは難しです。でも自分が思ういい条件がそろった街ならいくつかある。それが世界で最も住みやすい街と言うことです。

 

こう言う雑誌の調査によるランキングがあるんです。

 

英誌『エコノミスト』の調査部門、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)はGlobal Liveability Indexを発表しています。

世界の主要140都市を次の5つの基準で評価、その平均でランク付け。

安定性 —— 軽犯罪および凶悪犯罪の発生率、テロの脅威、武力紛争の脅威など
ヘルスケア —— 利用できる医療、医療の質など
文化、環境 —— 気候、汚職の度合い、検閲の度合い、楽しめるスポーツなど
教育 —— 利用できる私教育、私教育の質など
インフラ —— 道路網や公共交通機関の質、質の良い住宅が手に入るか、通信の質、水やエネルギーの質など

 

さらに。。。。。

 

イギリスのハイクオリティ・ライフスタイル情報誌『MONOCLE(モノクル)』という雑誌でも別の角度からランキングしたものがあります。

MONOCLEのでは、都市の経済面、社会面、機能面、そして毎日の暮らしやすさや人々に幸せをもたらす都市であるかどうかを、独自に設定した指標をベースに評価したものですランキングの中には、日本の都市がトップ10に3都市と入っています。
EIUのランキングでは、オーストラリアとカナダ、北欧の都市が人気があります。その中で、メルボルンは何気に何回も1位となっています。

 

メルボルンとは????

豪州は6つの州と2つの特別地域からなる立憲君主国で、正式には「Commonwealth of Australia」です。

面積は、日本の約20倍で約769万㎢です。しかし人口は日本の6分の1で約2,200万人しかいません。しかもその7割以上が海岸沿いの都市(6割弱が東海岸)に居住しています(人口密度は2.78人/㎢、日本は343人/㎢)。

内陸部に行けば行くほどあまり人が住んでいません。

メルボルンは、オーストラリア大陸の南東部に位置し、オーストラリアではシドニーに次ぐ第2の都市です。。シドニーが近代的な大都市であるのに対し、メルボルンはヴィクトリア女王時代の建物歴史的な街並みが残り、比較的のんびりとした雰囲気を持っています。

余談ですが、首都は意外にもシドニーとメルボルンのどちらでもないんです。首都はキャンベラです。

メルボルン市内の各所には、今もイギリス風の建物や庭園が多く残っていて、キャッチフレーズとして『ガーデンシティ』とも呼ばれています。

まさに都会と自然とがうまく調和して成り立っている街です。都心にも郊外にもたくさんの緑豊かな公園があり、平日休日問わず、いつもどの公園に行っったとしても、読書をしている人や寝転んでいる人、犬の散歩をしている人、ウオーキングやジョギングをしている人など様々に楽しみ、憩いの場となっています。

 

メルボルンという街、 その雰囲気とは。。。。。。
メルボルンに18年住んでみて思う事は、メルボルンという街は、写真で見たり想像するよりも、意外に大きくはないということです。そもそも公共の交通システムがすごく発達しているため、どこにいくにも比較的容易に好きな場所へ行くことができるということがあるかもしれません。
また、メルボルンの街の特徴としてレストランやカフェなどのお店が、すごく密集しているので、そのような風景を見ることによってコンパクトな街として錯覚するのかもしれません。
それでは1つ1つ紐解いてみましょう。

カフェ文化

メルボルンはよく「カフェの街」「コーヒーの街」とも呼ばれています。その呼び名にふさわしく、数えきれないほどのカフェが都心や郊外を問わず、至る所にあります。元々はイタリア人がコーヒーを持ち込んだことがきっかけと言われていて、1本の通りに数件のカフェショップが立ち並んだりもしています。メルボルン特有の、変わり種として、中にはコーヒーを提供する理髪店や車の洗車場もあったり。。。。。。職場に出勤する前やお昼休み、また買い物の途中や、休日のリラックスタイムなど、カフェショップでコーヒーをいただくのは生活の一部になっていて、どのカフェも毎日たくさんのお客さんでにぎわっています。たとえ仕事やその他の用事で忙しくストレスが溜まっていたとしても、どこかコーヒーによって落ち着き、癒されている部分もあります。

今でもアフタヌーンティーをたしなむ習慣が残っている点なども、他の豪州都市とは違った趣と落ち着きがあるといわれていて、イギリス人から見た住みやすい街として圧倒的な人気を誇っているのかもしれません。

教育

メルボルンには、メルボルン大学をはじめ複数の大学があります。留学のスタートとして、多くの人が通う語学学校もシドニーと並んで多いです。オーストラリアの教育水準は高く、大学進学率が世界一の国です。世界の大学ランキングトップ100の上位20に入る大学も存在するほどの名門大学も複数あります。

毎年、世界各国からの留学生や移民も多く受け入れ、様々な人種や文化が入り混じった街です。

補足とするならば、語学学校にいる日本人の割合をシドニーと比較をすると、メルボルンの方が少ないこともメリットの一つです。

 

 

アーティスティックな一面

メルボルンの市内には、いたるところにウォールアートが施されているエリアがあります。それらは単なる落書きではありません。建物の間の路地には多くの観光客で溢れかえって写真にアートを納めています。今で言うインスタ映えという感じです。

 

それに加えて芸術家や音楽家も多くメルボルンに住んでいます。メルボルン という街でお互いを切磋琢磨し、アーティストとしての感性が磨かれる都市となっています。

メルボルン市内にあるビクトリア州立図書館(Victoria State Library)は世界の訪れたい図書館ランキングとして観光名所になっていて、とても人気の図書館です。
上から覗いた内装は圧巻ですので、メルボルンに来た際はぜひ行ってみてください。

 

 

多国籍文化

メルボルンが世界一住みやすい街として選ばれる理由の1つは、多国籍文化です。あらゆる国籍の人たちが共存しています。アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米など、元々のホームグラウンドはさまざまですが、オーストラリアの公用語である英語の環境で、仕事や公共の場では英語を話します。しかしそれぞれ違う国から来ているので、話されている英語も多種多様で多少クセもあります。僕みたいな学生留学から始めた移住者や、ネイティブのオーストラリア人も含め、さまざまな異なるバックグラウンドの中で、周りを気にすることなく自分らしく、優越感や劣等感をほとんど感じずに生活できます。

 

 

インフラ事情 。。。。。 生活の利便性

メルボルンは、インフラの面でも高い評価を得ています。EIUの調査でもインフラ部門で満点を獲得したほどです。

メルボルンの公共交通網は大きく分けてバストラム電車に分けられていてよく整えられていて、人や物がスムーズに移動できるよう、あらゆる方面に道路や鉄道が張り巡らされているのもその理由です。特に、メルボルン市内ですとトラムが無料で何回でも使用できます。トラムとは路面電車のようなものです。

多国籍の環境で、オーストラリア第2の都市らしく、24時間稼働のメルボルン国際空港や、南半球では最大の取扱量を誇るコンテナ港などがあり、世界各国との間での輸出入の面でも、人々の生活に潤いを与え、街をより住みやすい場所にするために、世界水準のインフラは大変素晴らしいです。

 

 

経済

安定した経済は、世界一住みやすい街として選ばれる結界に大きく貢献日しているとも言えます。僕もこちらで、IT関係の仕事で会社員を10年以上やっていますが、意外に世界の経済の崩れにも屈しない部分があるのを感じています。メルボルンがあるビクトリア州は、オーストラリアで唯一、世界経済の最高ランクである「AAA」を獲得しています。これはビクトリア州内に拠点を置くすべてのビジネスに安定した課税環境を提供する重要な結果であってとても頼もしいです。

 

 

年金制度

高齢化社会と並行して、日本でも何かと話題になる年金制度、年金問題。オーストラリアにも「スーパーアニュエーション(Superannuation)」と呼ばれる年金制度があります。

 

しかし、日本の年金との少し違います。。。。。。。

 

日本の場合は、働く人の給料から天引きされるか、または個人が定期的に国民年金機構に納めることによって、将来リタイヤするために積み立てられていきます。

オーストラリアの場合は、雇用主が従業員に対しての所得税控除前の給与額の9.5%をそれぞれのスーパーアニュエーション専用の口座に積み立てることが義務付けられています。

これの大きな利点は、オーストラリアで仕事をしてきた人は、自分が退職した後に、雇用主が積み立てておいてくれた基金を受け取りながらリタイヤ生活を続けていくことができるのです。

 

 

スポーツの都市

街ではランニングやサイクリングをしている方を頻繁に目にすることがあります。スポーツジムの会員数も多いです。

 

テニスの全豪オープン、競馬のメルボルンカップ、サーフィンのリップカール・プロ、F1グランプリの開催など、スポーツ面においても世界的な大会が多く開かれる土地であり、その水準の高さを誇っています。

スポーツが好きな方はきっとメルボルンを好きになることでしょう。

 

 

医療制度

オーストラリアには「medicare(メディケア)」という、日本の国民健康保険に当たるものがあります。これは基本的に、オーストラリアの市民権や永住権を取得した人のみが利用できる制度になっていて、その医療制度は、サービスの技術とケアの質の点で、世界的に高い評価を得ています。

このメディケアは、公立病院での治療費、診察費、またレントゲンや血液検査などの検査費が全額カバーされます。一部、救急車両手配費や歯科治療費、コンタクトレンズや眼鏡の費用などのメディケアが適用されないものもありますが、人々が一定で安定した医療サービスを利用することができるのは、オーストラリアで暮らす上での大きな強みといなります。

 

 

治安の問題

メルボルンの街は比較的、治安は他の世界の都市と比べても良いほうで、日本人でも安全に観光、生活することができると思います。

街の中心地は、昼夜問わず多くの人が往き交い、そこに日本人が生活していても、特別に目立つことはありません。

しかし、そんなメルボルンでも何カ所かでは、犯罪が多く発生しているエリアがあるというのも知っておくべきです。生活する上では注意が必要です。地区によっては薬物の取引などの、危険なエリアもあるが存在するのも事実です。

最後に。。。。。

これらは、僕が実際メルボルンに18年間住んでいて感じた『世界一住みやすい街』なんだなあと実感する事柄です。僕の私的な意見で、まだまだ限られた情報量かもしれないですが、少しは参考になったり、ご理解いただけたら嬉しいです。

アートやスポーツの環境、文化が素晴らしく整っている土地で、子供や弱者に対する配慮もすごく行き届いています、日本と比べると国土に対する人口の比率の違いの背景もありますが、何をするにも混雑が少ないです。都市の中心から、車で30分も走れば広大な大地と豊かな自然があふれているというのも利点です。

しかしながら、オーストラリアは、人手不足で競争が少なく、基本的な人件費や物価が高かったり、メルボルンのいう人気に伴う急激な人口増加で不動産の不足による売り手相場の物件市場などの、素晴らしい面とは裏腹に残念な部分もまだまだあります。これらの利点や欠点は人によっても感じ方はさまざまだと思いますし、そういったことを肌で感じるためにも外国を旅したり、一度そこに踏みとどまって生活するのも面白いし良い経験だと思います。

メルボルンはこれからも成長していく可能性を秘めた興味深い街といえると思います。。皆さんも機会があれば、是非この都会と自然が融合しているメルボルンに足を延ばして、この街ならではの雰囲気を経験してみてください。

 

今日の記事が、少しでも皆さんの生活の役にたったり、面白かったと思ってもらえたら嬉しいです。

 

明日も1日頑張りましょう

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

 

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ではでは

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qandjenny

日本の大学を卒業後、オーストラリアの大学に入学。めちゃくちゃ苦労しながらもなんとか卒業し、現地の会社に就職。日頃はフルタイムで仕事をして、疲れた体を相棒のQ(ミニチュア ピンシャー)が癒してくれます。週末はQと一緒に外に遊びに行きます。
ミニピン との向き合い方、メルボルンの生活情報、英語の習得、海外ならではの有益な情報、趣味などの発信していきます。

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