皆さん、こんにちはQとJennyです。
訪問ありがとうございます。
お元気ですか?
今日は、たまに話題になる日本人はついついYESと言いがち。。。
NOと言えない。。。
という問題???をイキって解説してみたいと思います。
この記事を読むと
この記事の信頼性
こんな人にこの記事を読んでもらいたい。
Jennyが大学卒業後、現地ローカルの会社に就職してもう10年以上が経ちます。正直言ってメルボルンの大学を卒業してすぐにこちらで就職したので、日本で会社員をやっていないんです。実際に日本の会社の中というのは分からないんです。しかし自分もただ海外に住んでいるだけで、元々は日本人であるということには変わらないので気持ちはわかります。そんな自分の環境を踏まえて解説していきたいと思います。
ー海外ー
僕がオーストラリアで働いていて、会社に対する考え方が大きく違うと感じます。そもそもの会社に対する忠誠心が違うのでYESが出る、出ないも変わってくると思います。
海外では、会社なんてのは自分が属している集合体であり、出勤して売り上げに貢献しているんだから、その働いた分の給料をもらう。というのが基本的に従業員が主張する『当然の権利』だ。と考えています。
噛み砕くと、言い方は悪いですが、『働いてやっているんだ』という感覚で、『働かせてもらっている』という感覚はまったくもってゼロと言っても良いです。
会社に対しての忠誠心のレベルはかなり低いので、働き出したものの、条件が悪ければ履歴書のマイナスにならない程度。。。。ある一定期間働いて、様子を見計らってさっさと次の会社に移るということはよくあります。
要は、社会全般に終身雇用という考え自体がほとんどありません。
日本ではどうでしょうか?
ー日本ー
海外から見ると、独特な文化かもしれませんが、日本には協調性を保つという部分が重要視され、そこにはどこか『和』という意識が常にあります。これは、海外の社会では普通かもしれない『個人主義』とは反対に『団体主義』の民族です。
結果的に、個人よりも会社のために働くという意識が強くなると思います。大勢の中で1個人がどう評価されるかよりも、全体像を意識した評価の方が重要視されるので、『集団の中で相手を傷つけない』、『会社にとってマイナスになるようなことは避ける』。そんな状況からはっきりとNOとは言えないのではないかと思います。
この思考は、日常生活にも大きく反映されるので、『自分の意見よりも相手はどう思うだろう?』というのに脳が反応して、瞬時にNOとは言えない文化が成り立ち、ついついYESと言ってしまう文化が構築されてしまったのかもしれません。
僕は、18年間オーストラリアで住んでますが、今でも両親は日本にいるので2年に1回ぐらいは日本に行くようにしています。
その時にいつも思う事があります。日本人の接客の素晴らしさです。
これは今後、日本に旅行する外国人が日本という国にとても良い印象を植え付ける大きな武器です。
しかし、これは『接客が素晴らしいのであって礼儀正しい訳ではない』もと言えます。
日本人特有の『団体主義』から生まれる、マニュアルに対して忠実にしっかりと乗っ取り接客をするYESという部分からあの接客が生まれるんだと思います。
日本人でもやばい奴は山ほどいますし、海外が『個人主義』だからと言ってみんな礼儀正しくない訳でもないです。
良い奴、礼儀正しい奴というのは世界各国人種は関係ないです。
日本人は、世界的にみてもNOと言えない人種というのは間違いないと思います。これは実際に海外に住んでいる僕は強く感じます。
でもなぜでしょうか?
以下の6種類が大きな原因だと思います。
などがあると思います。
これらの6種類の共通点は『相手からどう思われるか?』、というのが根本にあるので、相手基準で行動している人に多く見られる傾向かもしれません。
まず初めに、自分自信が何をしたいかを決めるというよりは、周りがどう思っているか?というのを伺いながら周りに合わせて行動しているという事が言えるともいます。
NOと言えない、言わないことによってある意味いい事として受け入れられる日本とは違い、海外での印象は大きく変わります。
日本人と接する外国人のほとんどが、数時間だけなら分からないのですが、数ヶ月以上のおつき合いになるとこのような3種類のことを思います。
他人への礼儀や尊重を重んじる日本人において、NOと言うのは容易ではないかもしれません。心の中で、NOと思っていても、それによって相手の機嫌を悪くさせてしまうんじゃないか?という気持ちが働いてなかなか正直な意見が言えないものです。
このことからも、意外にもYESとばかりいうのもマイナスではないかと考え直すところがあると思います。
自分が本当に言いたいことを言えない関係性からは、本当の信頼なんて生まれないです。本当の成功も生まれないと思います。。
自分の意見に素直になり、それを人に伝える。
その本心による素直な自分がYESかNOという意見にしてくれて、それを実直に伝える事ができます。
心配しないでください。NOと言って機嫌を悪くする人はいません。重要なのはNOという自分の意見を伝える事です。
本音の部分を隠さずに、ぶつけ合い、それがもしかしたらわかり合えなかったとしても、本音をぶつけるという議論に価値があって、これは口喧嘩とは全く違います。
会社でも同じです。自分の意見を実直に話すことで、チームの意見が膨らみアイデアが生まれる。
『自分がどうありたいか?』を吐き出し素直に実行することが大切です。
しかし。。。。。
それによって、世の中には意見が違う人間、同調しない人間を、自分の輪に入れずに外に追い出そうとする人間もいるのは確かです。
その対象方法は意外に簡単です。。。。。。。
そういう輪に入らなければいい。その人と一緒にいなければ良い。という事です。
好かれるために人に同調するのは程々にしましょう。そこばかりに気を取られて時間を使うというのももったいないと思いますよ。
ストレスにもなってしまうので、無理してその輪に入らなくても、自分の本心と同じ意見を持った人の輪があると思います。
むしろそっちに寄せた方が自分に対して無理することはないですよね。
そもそも、根本的にみんなから好かれることなんて不可能だと思っている方が楽です。
例えば。。。。。
どんなにかっこいい人、可愛い人だって『えーーーーそうかなあ?』って言い出す奴もいます。これと同じで、タイプが違うんです。
時として、自分の意見、主張を突き通そうとすれば馬鹿にする人、邪魔する人、そしてその人たちとは衝突することもあるかもしれません。
でもそこから見出すものもあり、自分を成長させると思います。
自分が人の意見に同調するんじゃなくて、自分の意見に同調してくれる人たちと輪を作る事が重要なんだと思います。
冒頭でもお話ししましたが、日本の接客のレベルはすごいです。海外に住んでいる僕からしたら、オーストラリアの乱雑な接客に慣れているというかは、それが日常で普通と勘違いしてしまっています。
しかし日本の接客を見て体験すると、それは尊敬に値しますし、冗談ではなく些細な気遣いに対して感激に値することもあるんです。
でも。。。。絶対ストレス溜まるだろうなあ。。。と思ってしまう自分もいます。
様々な角度で、繊細に気を使い、労働時間も長く、あそこまで神経を使っていたら鬱になる人が増えるのも大袈裟ではありません。
よくこういう言葉を耳にしませんか?「自分らしく生きる」。。。。
実はこれって、意外と海外では使われる表現方法ではないんです。
なんでだろうと考えた時に。。。。。。こういう答えになります。
全ては、ここにYesだけでなく、はっきりNoと言ってしまうという背景があるのかもしれません。『自分らしく生きる』というか、そもそもかなりの『個人主義』で、自己中心的という表現はあえてしませんが、そんなの言われなくても誰もが好きなように自分らしく生きているから、N Oが自然に出るんだと思います。
こちらの学校では、かなり低学年からディベートの授業を積極的に取り入れています。これによって自己主張や言いたいことを人にぶつける能力が養われるのかもしれませんね。
みんなの前でプレゼンテーションをするというのを授業でよくやっているので、人前で話すということにも慣れていくのかもしれません。
授業中に、生徒は手を挙げて発言する、もしくは先生が黙り込んでいる生徒を指して意見を言わせる。
これが日本の普通の形態だと思います。
しかし、僕は大学からオーストラリアの教育を受け出しましたが、初めにビビった事があります。
それは、先生が普通に話している時でも、勝手に質問を始めたり、先生が生徒に質問をしてきた事に対して、手を挙げるわけでもなく勝手に好き好きに意見を言ったりする光景があります。
これはこれで、活発な発言により、授業は生徒が作っていく感覚がありいいものだと思います。
オーストラリアのような他民族、多文化の国では教育方針も変わってきますので、それと日本を比べること自体がおかしいのかもしれないです。
しかし、インターネットによって様々な部分で世界の情報が早く取り入れられるようになり「多様化」という言葉が日本のネットで見られるようになったのは、いいことなのかもしれません。その多様化を理解して取り入れるのなら、もう少し肩の力を抜いてゆとりを持って、自分を出すことでN Oという勇気や本心を伝える事ができるのかもしれないです。
今日の記事が、少しでも皆さんの生活の役にたったり、面白かったと思ってもらえたら嬉しいです。
明日も1日頑張りましょう
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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ではでは
コメント
[…] どうしても日本人はYesと言ってしまう。そしてNoの大切さ。 […]