皆さん、こんにちはQとJennyです。
訪問ありがとうございます。
お元気ですか?
今日は、マスクについて僕の住んでいるオーストラリアの視点からお伝えしたいと思います。
この記事を読むと
こんな人にこの記事を読んでもらいたい。
2020年は、過去最高にマスクが売れたんじゃないかと思います。マスクが世界的にここまで売れることは、ウイルス以外ではないと思います。人気のブランドの洋服でも、ここまで売れることはないと思います。
そりゃそうですよね。。。。。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、予防対策としてマスク着用の有効性が非常に高いというデータもあって、今やしていないと白い目で見られる世の中になってしまってます。
一時期、日本では売り切れ続出で、高額での取引などの問題もありましたが、それも今や昔の話で、すっかり落ち着いて選べるほどの商品が売られています。
家にいるのならいいですが、外出するとなると、話す、咳をする、くしゃみをするなどの、飛沫をばら撒く可能性があるので、その飛沫を少しでもプロテクトしようということですが、難しく考えなくてもこれについては実直に納得できると思います。
別に、これに関して意見や主張を申す事柄でもない様な気がしますし、『マスクをしろと言ったら黙ってしろよ。』という厳しく聞こえるかもしれませんが、そのくらいマスクの重要性は正論です。
謎にWHOは、当初マスクの重要性を軽視していましたが、今は完全に方向転換しています。
マスクをする=人に対する礼儀
礼を重んじる日本では、マスクが礼儀のひとつみたいなものになってきているのかもしれません。
集団を大切にする日本人は、人と違うことが気になるので、マスクをつけていない人を見ると『やばい奴』と国民が警ら隊になったかの様に勝手に認識してしまうので、必然的マスクをする様になっているんだと思います。
これはこれですごくいいことだと思いますし、強制ができない日本でこれだけ国民が自主規制をするのは世界から見てもびびるぐらいすごいと思います。
そもそもマスクをする国というのは、流行前から、ある意味で文化の一部で日常生活の中で違和感はなく普通のことであった。
極端な話、アジアの国ではおしゃれの一部として、ファッションアイテムや自己主張の1つに使用され、露店では一時、ハローキティのマスクが大流行したこともあるくらいです。
しかも。。。。。
マスクを着用する習慣がある1番の理由は、2002~2003年頃、東南アジアを中心に、SARSの大流行に見舞われています。彼らはあの経験によって、マスク着用の重要性を痛感したということでしょう。特にSARSで多数の死者が出た香港はその傾向が強いかもしれません。。。。。。。
何が言いたいかと申しますと、
オーストラリアでは4月の段階で、まだほとんどの人がマスクをしていなかったんです。
日本とは全くの反対で、マスクをしている人を見ると『あいつ感染してんじゃねえ』みたいなやばい奴を見る目もありました。
そもそも、コロナウイルスに関わらず、
『マスクをしてウイルスにかからない様にしよう』という、アジア人の考えと。。。。。
『かかったから人にうつさない様にしよう』という、欧米人の考えとのギャップがあり、マスク着用に対する価値観に大きなズレが生じていました。
要は、この考えでいくと、マスクをしている人はウイルスを持っている奴だという目で見るのも不思議ではないです。
誠に、残念なお知らせですが、、、、
コロナウイルスは、中国から発症したということなので、中国人、香港人、台湾人、日本人、韓国人、マレーシア人、インドネシア人、ベトナム人、などなど。。。。。
オーストラリアには、様々なアジア圏の移民がいます。僕もその一人なのですが、白人からしたらアジアのどの国の人か、ほぼわからないので、アジア人というひとくくりにして、アジア人に対する暴力や差別がありました。
Black Lives Matterとイキってデモに参加していますが、違う角度で差別する白人がいるのも確かです。
しかし。。。。。。
オーストラリアでも、マスクの重要性が叫ばれ感染者数が日に日に増加し、第2波が来てしまったタイミングで、政府からの規制がありました。
マスク着用を強制とし、していないところを見つけたら警察は$200の罰金を徴収します。
自らが国家警ら隊になり、自主規制できるのは日本人ぐらいです。
オーストラリアみたいな、移民の国ではとても統制が取れません。
お金で解決,規制するしか無いんです。でもそれで感染者数が減れば政策としては成功です。
国が強制することに、抵抗する勢力ももちろん出てきます。マスク着用を反対するデモが起こるほどです。
これらも全て、警察が制圧して逮捕者まで出る始末です。
正直、『マスク1つでガタガタ騒ぐなや』と思いますが、
それぐらい、日本人とは違い、オーストラリアではマスクに対して抵抗があるらしいんです。
僕の住んでいるメルボルンは、外出時のマスク着用を徹底する規制ができて、今現在、ガチのマスク生活も3ヶ月以上経つので、人々もだいぶ慣れたと思います。初めのうちは、オーストラリア人がマスクをしているのに、すごく違和感がありました。
なぜか、『めちゃかっこ悪いなあ』と思って見ていましたが、今は慣れてしまいました。
アメリカの大統領、トランプ氏がコロナウイルスに感染してしまいました。トランプ氏は以前、マスクを着ける人をばかにしていたし、マスクをするのは自分への批判を意味するというようなことまで言っていました。
彼に質問をする番記者に対して、マスクを取って話す様に強い口調で促したりもしていました。
コロナウイルスも『チャイナウイルス』と、どこか他人事というか、馬鹿にした見方をしていた様に僕には見えました。
実際には。。。。。
大統領が、マスクに対して否定的だったのに対し、米疾病対策センターは、新型コロナウイルスの対策に、顔を覆うように推奨していました。
そして。。。。
イギリス政府も当初、僕の住んでいるオーストラリアと同じです。マスクへの重要性は語られずに、国民に対して顔を覆う重要性を推奨していませんでした。
本来なら、この世界的危機に対して、世界的に影響力のある、ジョンソン首相やトランプ大統領が、率先してマスクを着けるようにと国民、全世界に呼びかけてくれたら、ものすごく良い効果をもたらすかもしれないです。
ここ半年の間に、かなり人の考え方や光景が変化してきました。
世界的に、感染予防のためマスクで顔を覆うように推奨する政府の数が増加しているということ。
まだ、コロナウイルスの存在が軽視されていた3月時点では、顔を覆う様に指示していた国は、10カ国程度に過ぎなかったのですが、現在では、アメリカだと20州以上で、世界全体では、130カ国以上が顔を覆うように政府が推奨しているという現実です。
アジア人とは異なり、今まで全くマスクなどで顔を覆う習慣のなかった、もしくは強い抵抗があった国でも、国民の多くは理解を示して急速にマスクを着けるようになりました。
たとえば。。。。。。
イタリア(83.4%)、アメリカ(65.8%) 、スペイン(63.8%)
のマスクの普及率が報告されています。
しかし。。。。。
徐々にコロナウイルスの研究も進み、わかってきて、感染には空気感染、飛沫感染の2つがあり、飛沫感染の方が感染確率は高くそれを防ぐには、
『人と人との距離を取る』
『マスクをする』
『手指消毒』
外出時にできることは、これくらいしかありません。
しかも、数カ月の間に新たな症状として、感染はしているものの無症状の人がいる。本人に認識がない間に、周囲にウイルスをうつすことがあるというエビデンス(科学的証拠)があがってきました。
仮にそうだとしても、本人は知らないのでわざとではないです。だからこそ、そうした無症状の人がマスクをすると、知らないうちに周囲にうつす確率が下がるという意見が多いです。
さらに。。。。。
マスクのその先。。。。。に行きつき。。。。
フェイスシールドのクリアーなもので口、鼻だけではなく、顔全体を覆うようにすれば、『最も一般的な飛沫感染を防ぐだけでなく、微粒子による空気感染もある程度は防ぐかもしれない』ということです。
すでにたくさんの研究結果も出ていて、『マスク着用率が高い国は、感染率が低い』ということです。
さらに、マスクの重要性は着けている本人だけでなく、つけていることによって、その周りの人たちも保護するということです。
『自分が感染しないためにつけるのと同時に、人に感染させないためにマスクを装着する』
この新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)は長期的に続くこともあり得ると、ある程度の人が理解し生活の中に受け入れている感じも出てきています。現在、第2波がきている国がかなりあります。
感染拡大を考えたら、人の動きがなくなり、規制されて経済が死んでしまう。両者にうまく対応するには、新しい生活様式を受け入れて、経済活動や学校の再開していく。
そこで出てくるのは、その新しい生活様式を採用しながらパンデミックに対応する、マスクの着用は絶対に必要だということになるかもしれない。
徹底的に自分を管理しよう。
『マスクをしていても、くしゃみや咳をするときに顔を覆う、必ず手を洗う、消毒する、洗う前の手で顔を触らない。』
こうした個人的にやれるルールが、ウイルス感染のリスクを下げることにつながると思います。
ワクチンが使えるようになるまでには、数カ月ではなく数年かかると思います。それまでは自分ができる対策をしっかりして生活していかなければなりません。
今日の記事が、少しでも皆さんの生活の役にたったり、面白かったと思ってもらえたら嬉しいです。
明日も1日頑張りましょう
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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ではでは
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